ふうとはなとたんぽぽ
《作品紹介》
青空が広がる野はらで「ふう」と「はな」が出会ったのは、きれいな、きいろい花。「こんにちは。わたしのなまえは、はな。あなたのなまえは?」はながいうと、「たんぽぽ」どこかで声がしました。花の上に顔を出したのは、テントウムシ。ベニシジミとミツバチもとんできました。「ふう」は風。「はな」は花。ふたりは、自分たちのなまえにこめられたすてきな 意味を知るのでした。
●ふうとはなとたんぽぽ 2011年4月20日1刷
●発行所:童心社 東京都文京区千石4-6-6
●印刷:小宮山印刷株式会社
●製本:難波製本
●©️2011 Kazuo IWAMURA,Published by DOSHINSHA,Printed in Japan.
《著者紹介》
いわむらかずお
1939年東京生まれ。東京芸術大学工芸科卒。栃木県益子町在住。主な作品に『14ひきのあさごはん』(絵本にっぽん賞)などの「14ひき」シリーズ、エリックカールとの合作絵本『どこへいくの?To See My Friend!』(童心社)、『ひとりぼっちのさいしゅうれっしゃ』(偕成社/サンケイ児童出版文化賞)、『かんがえるカエルくん』(福音館書店/講談社出版文化賞絵本賞)、「トガリ山のぼうけん」シリーズ(理論社)などがある。1998年栃木県馬頭町(現・那珂川町)に「いわむらかずお絵本の丘美術館」を開館、絵本・自然・子どもをテーマに活動を続けている。